「経営改革、財務基盤整備」などのコンサルティングサービスをうけて


今から2年少し前、都内某所でのある会議にて中村大輔氏と初めて出会った。その時の印象は私の心の内を読み透かされているような眼差し、無駄のない発言、落ち着いた低いトーン、それら全てに対しある種の怖さを感じたものである。
それから数ヵ月後仕事をご一緒させて頂く機会を頂き、タダ者ではない感じがした。その年の弊社の決算期前、中村氏とのコンサルティング契約が始まった。
以下は、それからの私の変化をまとめたものである。

■ これまで
大きな事をしたいと思った。
上場することが目標だった。
動物的な勘が拠所だった。
体力勝負の毎日だった。
アルマーニのスーツに、カラーシャツ。自分が包まれるかのように。
持ち物は、VAIO。

■ いま
贅肉が落ちてきた。
体の悪いところが見えてきた。
上場することは手段にすぎないと感じてきた。
悩みに悩み抜いている。
ダークスーツに白の綿シャツ、革の紐靴。自分という商品を包むかのように。
持ち物は、モレスキンノート、万年筆、ポストイット、ThinkPad。
(猿股を履くようアドバイス頂いたがそれは真似できないでいる)

■ これから
引き締まった体で、大きな夢を見続けたい。
知恵比べ。

中村氏とはほんの2年程度の付き合いである。今初めてまだ2年しか経過していないことに気づいた。これまでの35年の人生をはるかに超える時間であると感じる。その間、私の考え方と生き方は大きく変化し今も変化し続けている。この変化し続けることが生き続ける証であると体の真髄にまで叩き込まれたような気がする。
中村氏の経営支援はその結果だけに他との差別化を見出すものではない。その成果を導き出す思考能力を宿すこと、そこに他との競合優位性がある。成果を導き出すコンサルタントは世の中に少なからずいるであろうが、内部からの問題を的確に捉え、さらにメスを入れ、それを自己治癒できる能力にまで修練させるコンサルタントはそういないであろう。見せ掛けを美しくする美容整形的経営支援ではなく、体内を駆け巡る血液、体を支える強固な骨格、周りを安心させる健康美、ヒトそのものの改善が中村流の経営コンサルティングであるのだと確信する。
経営者はいつもさみしいものである。私にとって中村氏の存在そのものは会社を良くするブレインであるだけでなく、生き方を左右する重要な力であることを疑わない。
偶然の出会いが今の自分とこれからの自分を正しい道に導いてくれているように思える。しかし中村流にいえば、自己改革が実現できてこそ、偶然が偶然ではない世界を切り開くのかもしれない。
以上



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