「企業再建、新規事業構築・運用」


「企業再建、新規事業構築・運用など」に関する経営コンサルサービスを受けて
「Who are you?」「あんたは何者だよ!」と一喝。
夕食の会で知人から紹介を受けて自己紹介の後のこの言葉を最後に、3ヶ月間は会うことも口を利いてもらうこともなかった。
青臭い夢ばかり語る姿が、頼りない・・・・ひよっこに見えたに違いない。
このときはITバブルの真最中だったこともあり、これで会社を上場させたいといった話に対する回答だった。

この出会いが人生の大きな転機になるとは思いも依らなかった。自分を振り返り、人生を考え直す時間を作った。
何をやってもうまくいかない時期ってある。正にその時がそうであった。
歩むべき道を歩まず、ただがむしゃらに突っ走っていた時期である。
そしてその後次々と発生するトラブル発生の序章でもあった。

何とか軌道修正をしたくて「I am a ・・・.」という答えを出そうとした。
3ヵ月もたったが、それなりの答えを導き出し、アポを取って改めて話を聞いてもらった。
それでもコンサルサービスのスタートとはならず上場を辞める段取りを進めることがコンサルサービスを受ける条件だと言われた。野村証券系の投資先を探す立場の会社の社員がおかしいことをいうものだ。しかし何かずれを感じるから言ってくれているのだろうとは素直に理解した。何か得るものはあるとの直観から条件を飲むことにした。

「Who are you?」の答えは少しずつ変わってきたが、現在は「私は健康で楽しく豊かな生活を創造する事業家です。」ということで落ち着いている。これをキーコンセプトに、温泉や不動産や農業やITなど多岐に渡る事業に取り組んでいる。

今でこそ少しはうまく行き始めたが、当初は何もかもすべてひどい状況であった。何もかも解決能力がなく、ただがむしゃらなだけであった。丁度良い具合に中村さんから解決していくコツを基礎から一歩一歩、少しずつ少しずつ、コンサルを受けた。よくもまあこんなに学ぶべきものがあるものだなあと感心するほど、次から次へと、問題点の噴出と、問題点の解決の繰り返しであった。

どんな困難に会っても、どんなリスクの高い解決方法しか残されていなくても、真正面から取り組んで処理していった。真剣に取り組んでいれば九死に一生を得るというのは本当にあるということを何度も経験した。必ず解決はできる。経験を通じて体で理解した。どんな問題が起こっても、その度に良い人に出会い、良い本に出会い、良い事業展開が起こるのだ。精神面でも強くなった。安心してまっすぐ取り組めたのも中村さんという存在のお陰だ。

自分にとって中村さんは良きメンターだ。 メンターとは、仕事の面で自立することを指導し、ときに精神的な支えになることによって、キャリアを長期的な観点に立って見守ってくれる人のことをいう。中村さんは正に公私に渡り良きメンターである。

中村さんは普通のコンサルタントとは違うので勘違いしないように。リスクをとり続けざるを得ない経営者にとって最高のパートナーとなるだろう。


以上



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